外挿
外挿とは外側の画像情報から内側を塗りつぶします。塗りつぶす領域を、
 @境界域
 A塗りつぶし域
に分けます。塗りつぶしは、開始域から停止線に向け行われます。基本的には開始域の境界線外の色で塗りつぶします。境界域は、対象と周辺の境界になる領域で、いわばどっちつかずの領域です。塗りつぶし域は、完全に塗りつぶされます。一方、塗りつぶし域は、明るさを補正し塗りつぶします。これを、以下の図で示します。

手順は以下の通りです。
@[4][3]を押して、外挿処理を開始します。
A以下の手順で、境界域の外側の線(開始線外)を設定します。線の設定方法はこちらに記載します。例を以下に示します。


B境界域と塗りつぶし域の境界部分(開始線内)を設定します。例を以下に示します。

C同様に、塗りつぶしを停止する線(停止線)を設定します。例を以下に示します。


D側線1を指定します。
 1)最初は、開始線内と停止線を自動で直線で結びます。
 2)開始線内側から、順に点を追加します。
 3)終了したら[5]を押します。
 以下に例を示します。分かりにくいですが、上に図に比して左側に短い線ができてるのが分かるでしょうか?



EDと同様に側線2を追加します。概ね、以下の通りになります。


E荒っぽさが無くなるまで、「決定」キーを押します。最後に別のキーを押します。こんな結果になりました。


★消し残りなどを「紐消し」を実施したらこんな感じになりました。



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